息子ちゃんの誕生日🎂🍣「回らない寿司屋」
毎年思い出すこと
長男が生まれたのは31年前の今日・・・6月8日だ
仕事をしていたので大きくなっていくお腹を抱えての当時のフルタイム勤務は
精神的にも体力的にも結構キツかった
産休に入ったら赤ちゃんが生まれるまでの4週間・・・少しノンビリできるなと喜んでいたのだが
妊娠中毒症にかかってしまい私は手や足のむくみが酷くて入院となってしまった
ベッドの上で絶対安静にして寝ていなければならないのが退屈で
雑誌とラジオで凌いでいたがそれでも一日が長い
そして2週後・・・帝王切開分娩で息子は生まれた
10日以上も早い!
手術日に合わせてTOちゃんの両親も田舎から揃ってやってきた
そして私の母と共に産まれてきた孫の顔を見て大喜びの3人・・・私もホッとした
その後何もできることは無いのでTOちゃん親子は「お昼ご飯を食べてくるね!」と立ち去った
戻って来たTOちゃんに「何を食べたの?」と聞いたら
「お寿司食べてきた!周りにあまり店がないんだもの」・・・ナニ!私はまだ「点滴だけ」だよ?
手術分娩だったので朝から何も食べてないし今夜も水しか飲めないのに・・・

当時住んでいたところには今のように回転寿司の店もなかった
しかもTOちゃん親子がいったのは
近所でも分厚いネタが評判の美味しいお店だ

回らないちゃんとしたお寿司屋さんでTOちゃんはあのお寿司を食べてきたのか‼
頭の中にお寿司の映像が駆け巡った( ´∀` )
この時術後でベッドでお腹の傷の痛みに耐えながら点滴に繋がれて寝ていた私はメラメラとしてきた
自分だけ美味しい思いして・・・私はこんなに痛くて大変な思いをして出産したのに‼
当たり前だ!TOちゃんは自分で産んだわけじゃないからどこも痛くない
だからこの私の気持ちが分かるわけがない
正直にお寿司を食べてきたと言っただけなのだがそこが何故かカチンときたのだ
気持ちが穏やかでない私だったが翌日看護師さんが車いすを押して新生児室に連れて行ってくれた
やっと窮屈なお腹から出てきたのに
予定日より三週間ほど早く産まれてきたので
他の赤ちゃんに比べると手足も体も細い
シワシワの赤い顔でスヤスヤ寝ている姿に
感激して涙が溢れてきたことを覚えている
お腹の中でここまで大きく育ってくれたんだ!
無事に生まれてきてくれて本当に良かった
病院の面会時間は限られているので
この姿を見られるのは私だけだ
今はお寿司よりこちらの方が幸せなんだけど😂

これが31年前の息子ちゃんを出産した時の思い出
その後息子ちゃんはスクスク成長・・・「小さく産んで大きく育てる」は成功したかな( ´∀` )
それに今思えばお寿司ぐらいで何であの時あんなに怒っていたのかとも思うのだが
産後のホルモンバランスや出産の疲れがよりイライラした気分を招いていたのかもしれない
しかし・・・子どもを産むということは
女性にとって「命がけの大仕事」だということは昔も今も変わりはない
大変な思いをして出産した妻が産後の痛みに耐えているときに
自分だけ美味しい思いをしたのん気なTOちゃんの発言は何故だかずっと忘れられない
毎年息子ちゃんの誕生日が来るたびに一緒に思い出すのはこの「回らない寿司屋」の話なのだ
ちなみに息子ちゃんは自分の子どもが産まれた時の同じようなことはしていないと思うのだが・・・
息子ちゃん・・・誕生日おめでとう!
ちなみに今日はTOちゃんと二人で「回る寿司屋」に食事に行って
息子ちゃんの誕生日を遠くからお祝いしようと思う(o^―^o)ニコ
今日のニャンコ

みなシャン・・・おはニャン!
あんずですニャン
今朝は母たんがブログに時間をかけているニャンよ
アタチはお庭の様子を観察しているんだニャン

お耳を大きくして
何の音がするのか
じっと聞くニャン
鳥・・・車・・・
それから風・・・
草の匂いもするニャ
こういう時のアタチは
神経を集中しているからね・・・
やたらナデナデしたりしないで欲しいニャン
野生の勘を無くさないように
頑張っているんだニャン
