ピンクのカーネーション

33年ぶりのプレゼント     

今日は母の日・・・

昨日ホームセンターに行ったときカーネーションを見かけて

「明日は母の日だった」ということを思い出したずぼらな私

そこで一日早かったがカーネーションの鉢植えを買って実家に届けた

母は今年で91歳になる

顔の肌つやもよく話もしっかりできるのでちょっと見は若い印象があるが

足腰も弱くなって今は家の外では車いすだ

最近は白内障の手術をしたり骨粗しょう症で圧迫骨折をしたりと年相応のガタはきている

毎日姉の作ってくれる食事をよく食べテレビの前に座ってドラマを見ているとのこと

父も4年前に亡くなり

今は娘たちに面倒を見てもらいながら平穏に暮らしている

母の介護は姉が全て請け負ってくれているが

それぞれに年を取り"老々介護"になってきていることが心配・・・

母は「施設にお世話にならずに娘と生活できることが幸せだ」と言っていた

ところで世の人々は何で5月の第2日曜日が「母の日」「カーネーション」なのか

知っているのかな?

私も知らないので調べてみることにした

「母の日」の起源は、アメリカの戦場で負傷兵の衛生改善活動を行っていた

アン・ジャービスの娘のアンナ・ジャービスが亡き母を偲んで

母が教師をしていた教会に母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾った

これに感動した人々は翌年の1908年の5月10日に同じ教会で

生徒や多くの人々とともに「母の日」として祝った

このことが明治~大正時代に日本に伝わり

5月の第二日曜日が母の日として世間に普及したそうだ

カーネーションの花言葉は「母への愛」「母の愛」「純粋な愛」「真実の愛」だ

花言葉のなかで 最も直接的な母親への思いが込められている花なんだ

母の日に送るのは赤い色が多いがホームセンターにはいろいろな色のカーネーションが並んでいた

赤いカーネーションの花言葉は「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」だ

熱烈?・・・ちょっと熱いな・・・

そこで私は可愛らしいピンク色を選んだ

ピンク色のカーネーションの花言葉は

「感謝」「気品」「温かい心」「美しい仕草」だ

今の優しい母のイメージには

こちらの方がふさわしい

大家族の中に嫁いできた母は家族のためにいつも忙しく働いていた

私も思春期には悪態をついて母を悲しませたっけな

母はどんな時でも私たち子どものことを大事にしてくれた

家計が苦しい中大学にも行かせてくれた

結婚して子どもが生まれた時は子育てのことをいろいろ教えてくれた

ありがたい人生の先輩でもあり感謝をしてもしきれない

今までの分のお礼も込めて昨日はカーネーションを届けた

するとその後早速母から電話があった

喜んでくれたのだが

「初めてだね~母の日にお花を貰うのは」と言われた

確か結婚した年にTOちゃんと一緒に赤いカーネーションをあげたんだけどな・・・

もらったの忘れちゃったのかな?

91歳だし仕方ないところだね( ´∀` )

いつまでも健康で生きていてくれたらそれで十分だ・・・

白のカーネーションの花言葉は「尊敬」「純潔の愛」「亡き母を偲ぶ」だ

願わくばいつまでもこのピンク色のカーネーションを受け取ってほしい

ちなみに私も母なのだが自分の母の日は

近所のケーキ屋さんで大好きなイチゴタルトを自分で買ってお祝いをした

美味しいケーキに舌鼓を打った・・・・・・あ~これも幸せ!

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