真冬の真っ赤なガーベラ

ひそかな９か月間

３月頃だったかな・・・

職場で野菜の苗が売られているときに入っている小さなポットに入ったガーベラの苗をもらった

その時は真っ赤な花を1輪だけ咲かせて見せてくれた

でも苗の入っていたポットはとても小さくて

このままでは窮屈だし枯れてしまうんじゃないかと思って家に持ち帰って玄関脇に植えてしまった

もしかしたら根付かないかもしれないと思ったのだがしばらくは葉っぱだけが青々としていた

おまけにもものすけの大きな葉っぱに隠れて見えなくなって暫くは所在がはっきり見えなかった

しかし冬になって桃の介を収穫し始めると

小さな株だったガーベラがふた回りくらい大きくなって姿を現した

そして植え付けてから９か月たった今また赤い花を咲かせている

それにしても冬に「ガーベラ」って咲くの？それとも季節を間違っちゃったの？

調べてみたら「ガーベラ」には春咲きと秋咲と四季咲きがあるようなのだ

寒さには結構強いらしいが・・・年末に庭で咲く姿が見られるとは思っていなかった

凛として目の覚めるような「赤」

あの小さなポットの苗がよくここまで育ったものだ

でもよく考えたら肥料や水をもらって大きく育っている「もものすけ」の隙間で

いや・・・肥料や水のおこぼれをもらいながら実は栄養をガッチリため込んで

ひそかに大きくなっていたのかもしれない( ´∀｀ )

それにしてもこんなに生長してくれたことは喜ばしい

命があればたとえどんな環境でも生きていこうとする植物って凄い

人間だってそうだよね😃

今は穏やかに無理しないで生きている自分が好きになってきたところ

庭で根付いたこの花のようにこれからもいろんなことを糧にして

「自分らしく」を大事にしていこうと思う年の暮れだった

今日のニャンコ